Multi-Timeframe Recursive Zigzag [Trendoscope]
Multi-Timeframe Recursive Zigzag とは
**ジグザグ(Zigzag)**は、価格の高値と安値を直線で結び、トレンドの波動構造を視覚化するインジケーターです。エリオット波動分析やハーモニックパターンの把握に使われる、テクニカル分析の基礎ツールのひとつです。
このインジケーターはその「ジグザグ」を複数の時間足で同時表示し、さらに**再帰的(Recursive)**なアルゴリズムによって大きな波の中の小さな波(サブウェーブ・マイクロウェーブ)まで検出できる点が際立っています。
通常のジグザグは1つの時間足しか見られませんが、これ1本でマルチタイムフレームの波動構造を一目で把握できます。

主な特徴
- マルチタイムフレーム対応 — 複数の時間足のジグザグを1つのチャートに重ねて表示。時間足ごとのトレンド構造を比較できる
- 再帰的ジグザグアルゴリズム — 大きな波の内部に含まれる小さな波も自動検出。波動の階層構造を把握できる
- サブウェーブ・マイクロウェーブ分析 — エリオット波動カウントの補助ツールとして活用可能
- 曲線ジグザグ表示 — 従来の直線だけでなく、曲線でのジグザグ可視化オプションも搭載
- カスタマイズ可能なアラート — 高値・安値の更新や特定のパターン形成時に通知を受け取れる
使い方のポイント
波動の方向確認として
- 大きな時間足のジグザグが上向き → 大局は上昇トレンド。小さな時間足での買いを優先
- 大きな時間足のジグザグが下向き → 大局は下降トレンド。小さな時間足での売りを優先
- 複数時間足が同じ方向を示している時がトレンドの信頼性が高い局面
押し目・戻りのタイミング
- 大きなジグザグの波の中でサブウェーブが反転するポイントが押し目・戻りの目安
- 上位時間足のジグザグ安値付近で下位時間足のジグザグが上向きに転換 → 買いのタイミング
ハーモニックパターンとの組み合わせ
- ジグザグの高値・安値にフィボナッチを当てることでガートレーやバットなどのパターンを特定しやすくなる
インジケーター情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | Trendoscope |
| ソースコード | 公開(Open Source) |
| いいね | 1,823 |
| タグ | ジグザグ, マルチタイムフレーム, ハーモニックパターン, 波動分析 |
このインジケーターをTradingViewで使う: Multi-Timeframe Recursive Zigzag [Trendoscope]
このインジケーターをEA化するなら
売買条件の言語化例:
- 買いエントリー: 上位時間足のジグザグが上向きの状態で、直近のジグザグ安値を下回らずに価格が反転した時
- 売りエントリー: 上位時間足のジグザグが下向きの状態で、直近のジグザグ高値を上回らずに価格が反転した時
- フィルター: 複数時間足のジグザグ方向が一致している時のみエントリー
EAに応用したい場合は、AIにPine Scriptのソースコードを読ませて再帰的なジグザグ検出ロジックをMQL4で再現させる方法が現実的です。ただし再帰的アルゴリズムはMQL4では実装が複雑になるため、シンプルな単一時間足のジグザグに絞って再現するのが現実的な第一歩です。
変換の具体的な手順は TradingViewのインジケーター条件をAIに伝える方法 を参照してください。
この記事で紹介したツール
TradingView — Multi-Timeframe Recursive Zigzagのようなマルチタイムフレーム分析を活かすには、複数チャートの同時表示が可能なPro以上のプランがおすすめです。
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