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MetaEditorの使い方 — AIのコードをMT4で動かすまで【超入門】

(更新: 2026年1月14日) 読了 約8分

AIにEAを作ってもらった。コードが出てきた。…で、これどこに貼ればいいの?

この疑問は全員が最初に抱くものです。安心してください。MetaEditorを開いて、コードを貼って、ボタンを1回押すだけです。 慣れれば3分で終わります。

壊れるものは何もありません(デモ口座なら)。怖がらずにやってみましょう。


AIが出したコード、どこに貼ればいいの?

MT4でEAを動かすには、MQL4のコードをMetaEditorというアプリでコンパイル(機械が読める形式に変換)する必要があります。

MetaEditorはMT4に標準で付属しており、別途インストールは不要です。

流れはこうです。

AIのコードをコピー
 ↓
MetaEditorを開く
 ↓
コードを貼り付けてコンパイル
 ↓
EAファイルが生成される
 ↓
MT4のチャートに設置して完成

MetaEditorの開き方

MT4が起動している状態で、以下のいずれかの方法で開きます。

方法1: MT4上部メニュー → 「ツール」「MetaQuotes言語エディタ」

方法2: キーボードの F4 キーを押す

方法3: MT4上部ツールバーの 「MetaEditor」 アイコンをクリック

[画像:MT4のメニューバーで「ツール」→「MetaQuotes言語エディタ」を選択しているスクリーンショット]

MetaEditorが起動すると、左側にファイルブラウザ、右側にコードエディタが表示されます。

[画像:MetaEditor起動直後の画面全体のスクリーンショット]


新規ファイルの作成

MetaEditorのメニューから 「ファイル」「新規作成」 をクリックします。

ウィザードが起動するので、「エキスパートアドバイザー(テンプレート)」 を選択して「次へ」。

[画像:新規作成ウィザードで「エキスパートアドバイザー」を選択している画面]

次の画面でファイル名を入力します。

ファイル名のルール:

  • 半角英数字とアンダースコアのみ使う
  • 日本語は使わない(文字化けやエラーの原因)
  • 例:RSI_EAMy_Strategy_v1MACD_Cross

「完了」を押すと、テンプレートコードが自動で挿入された状態でファイルが作成されます。

💡 INFO テンプレートの中身(OnInit、OnDeinit、OnTick関数の雛形)は、次のステップでAIのコードと全部入れ替えるので、内容を理解しなくて大丈夫です。


AIのコードを貼り付ける

①テンプレートを全削除する

エディタ上で Ctrl+A(全選択)→ Delete キーでテンプレートを全部消します。

②AIのコードをコピペする

ChatGPTやClaudeが出力したMQL4コードをコピーして、エディタに貼り付けます(Ctrl+V)。

[画像:MetaEditorにAIのMQL4コードを貼り付けた後の画面]

文字化けが起きた場合

コードを貼り付けた後、日本語コメントが文字化けして表示される場合があります。

対処法:「ファイル」→「名前を付けて保存」→ 文字コードを 「Unicode (UTF-8)」 に変更して保存。

⚠️ WARNING AIが出力したコードには「コードブロック」の前後に``` が付いていることがあります。これはMarkdownの記法であり、MQL4のコードではありません。貼り付け前に必ず除去してください。コード本体だけを貼り付けましょう。


コンパイルする

コードの貼り付けが完了したら、「コンパイル」 ボタンを押します。

  • 場所:MetaEditorの上部ツールバー左側にある「コンパイル」ボタン
  • ショートカットF7 キー

[画像:MetaEditorの「コンパイル」ボタンを矢印で指したスクリーンショット]

コンパイル結果の確認

画面下部の「エラー」タブに結果が表示されます。

成功した場合:

0 error(s), 0 warning(s)

この表示が出れば完了です。EAファイル(.ex4形式)が自動生成されています。

エラーが出た場合:

1 error(s), 0 warning(s)
'OrderSend' - wrong parameters count

エラーメッセージをそのままコピーして、AIに渡しましょう。

以下のコンパイルエラーが出ました。修正したコード全文を出力してください。

【エラーメッセージ】
(エラーログをコピペ)

【コード全文】
(コード全体を貼付)

詳しいデバッグ方法はこちらの記事で解説しています。

✅ TIP Warning(警告)はエラーではありません。「0 error(s)」であれば、warningが出ていてもEAは動作します。ただし警告の内容をAIに確認してもらうと安心です。


EAをチャートに設置する

コンパイルが成功したら、MT4に戻ります。

①ナビゲーターウィンドウを開く

MT4のメニュー → 「表示」「ナビゲーター」(またはCtrl+N)

②EAを探す

ナビゲーターウィンドウの「エキスパートアドバイザー」フォルダを展開すると、今コンパイルしたEAが表示されています。

[画像:MT4のナビゲーターウィンドウで「エキスパートアドバイザー」フォルダを展開しているスクリーンショット]

表示されない場合は、フォルダを右クリック → 「更新」。

③チャートにドラッグ&ドロップ

EAをチャート上にドラッグ&ドロップします。設定ダイアログが表示されます。

「共通」タブで必ず確認する項目:

  • 「自動売買を許可する」 にチェック

[画像:EA設定ダイアログの「共通」タブで「自動売買を許可する」にチェックしているスクリーンショット]

「OK」を押すと、チャートの右上にEAの名前が表示されます。

④動作確認

チャート右上に表示されるEAのアイコン(ニコちゃんマーク)が 笑顔(😊) になっていれば正常に動作しています。

怒り顔(😠) が表示されている場合は、MT4上部ツールバーの 「自動売買」 ボタンが無効になっています。クリックして有効にしてください。

[画像:MT4チャート右上にEA名とニコちゃんマークが笑顔で表示されているスクリーンショット]


ログの見方

EAが動作中に何が起きているかは、ターミナルウィンドウで確認できます。

開き方:MT4メニュー → 「表示」 → 「ターミナル」(またはCtrl+T)

エキスパート」タブをクリックすると、EAのログが表示されます。

ログの内容意味
緑色のテキスト正常な動作(Print文の出力)
赤色のテキストエラー(OrderSend error等)
何も表示されないティックが来ていないか、条件が満たされていない

[画像:MT4ターミナルの「エキスパート」タブにログが表示されているスクリーンショット]

OrderSend error 130 などのエラーが赤く表示された場合は、エラー番号をAIに伝えましょう。エラー番号別の対処法はデバッグプロンプト集を参照してください。


まとめ:4ステップで完了

MetaEditorの使い方を整理します。

Step 1: MetaEditorを開く(F4キー)
Step 2: 新規ファイル作成→AIのコードを貼り付け
Step 3: コンパイル(F7キー)→ 0 error を確認
Step 4: MT4のナビゲーターからチャートにドラッグ&ドロップ

✅ TIP デモ口座でテストしている限り、何度失敗しても問題ありません。エラーが出たらAIに渡す、コードを直す、再コンパイルする。このサイクルを繰り返すだけです。怖がらずにどんどん試しましょう。

次のステップは、バックテストです。MT4のストラテジーテスターを使って、このEAが過去データで通用するかを検証しましょう。


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本記事で紹介するEA・手法は教育目的で作成されたものです。実際の取引で利益を保証するものではありません。EAの運用は必ずデモ口座で十分にテストした上で、自己責任で行ってください。FX取引にはリスクが伴います。

次のステップ

まずデモで動作確認 → OKなら本番運用、が安全です。

デモ口座でEAを回す手順
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