Adaptive Trend Finder (log)
Adaptive Trend Finder (log) とは
「今の価格は上昇トレンドの中にあるのか?それはどれくらい強いトレンドなのか?」——この問いに統計的に答えてくれるインジケーターです。
ピアソン係数(統計学で「2つのデータがどれだけ相関しているか」を示す指標)を使って、過去の価格データから最も当てはまりの良いトレンドチャネルを自動で探し出します。手動でチャネルラインを引く必要がなく、感覚ではなく統計的根拠のあるトレンド分析が可能です。
さらに**対数スケール(log)**を採用しているため、長期チャートの分析でも価格変動の率の変化を正確に捉えられます。いいね1.4万超、閲覧数38万超の実績ある人気インジケーターです。

主な特徴
- 自動トレンドチャネル検出 — ピアソン係数を使って最適なトレンドチャネルを統計的に自動検出。主観に頼らないトレンド分析が可能
- 長期・短期の切替 — 長期トレンドチャネルと短期トレンドチャネルをワンクリックで切替。複数の時間軸の視点を使い分けられる
- 対数スケールの採用 — 価格の「変化率」を正確に反映。ビットコインなど大きな価格変動を持つ資産の長期分析でも歪みが生じにくい
- トレンドの長さと強さを数値表示 — チャネルの長さ(期間)とトレンド強度を数値で確認可能。強いトレンドか弱いトレンドかを客観的に判断できる
使い方のポイント
トレンド方向の確認
- チャネルが右上がり → 上昇トレンド。価格がチャネル内にある間は買い目線
- チャネルが右下がり → 下降トレンド。価格がチャネル内にある間は売り目線
- チャネルの傾きが急 → トレンドが強い。傾きが緩やか → トレンドが弱い
エントリーのタイミング
- 価格がチャネル下限に接触して反発 → 上昇トレンド中の押し目買いのチャンス
- 価格がチャネル上限に接触して反落 → 下降トレンド中の戻り売りのチャンス
- 価格がチャネルを完全にブレイク → トレンド転換のサイン。ポジションの見直しを検討
長期・短期の使い分け
- 長期モード → 週足・月足レベルのトレンド判断。大局を確認するバイアスフィルターとして使う
- 短期モード → 日足・4時間足レベルのエントリータイミングを探す用途に向く
インジケーター情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作者 | Julien_Exe |
| ソースコード | 公開(Open Source) |
| いいね | 14,655 |
| タグ | トレンドチャネル, 線形回帰, 対数スケール, 自動検出 |
このインジケーターをTradingViewで使う: Adaptive Trend Finder (log)
このインジケーターをEA化するなら
売買条件の言語化例:
- 買いエントリー: トレンドチャネルが上向きの状態で、価格がチャネル下限に到達後に反発した時
- 売りエントリー: トレンドチャネルが下向きの状態で、価格がチャネル上限に到達後に反落した時
- フィルター: トレンド強度が一定値以上の時のみエントリー
EAに応用したい場合は、AIにPine Scriptのソースコードを読ませて線形回帰チャネルとピアソン係数の計算ロジックをMQL4で再現させる方法が現実的です。線形回帰自体はMQL4のLinearRegValue()関数で対応できる部分もあるため、シンプル化すれば実装難易度は下げられます。
変換の具体的な手順は TradingViewのインジケーター条件をAIに伝える方法 を参照してください。
この記事で紹介したツール
TradingView — Adaptive Trend Finderのような統計ベースのインジケーターで長期・短期トレンドを同時に確認するには、複数チャートレイアウトが使えるPro以上のプランがおすすめです。
次のステップ
まずTradingViewで検証 → その後EA化の順で進めると失敗しにくいです。
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