EA開発のAIツール選び — チャット型とCLI型、何が違うのか
AIでEAを作ろうとした時、まず悩むのが「どのAIツールを使うか」です。
ChatGPT、Codex、Claude Code……いろいろありますが、整理すると2種類に分けられます。
- チャット型:ブラウザで会話しながら使うタイプ(ChatGPT、Codex、Claude.ai など)
- CLI型:ターミナルから操作するタイプ(Claude Code)
この2つは使い勝手が根本的に違います。
チャット型:どれも大差ない(シンプルなEAなら)
ChatGPT(GPT-4o)、OpenAI Codex、Claude.ai——これらはいずれもブラウザで使えるチャット型AIです。
シンプルなEAを作るだけなら、正直どれを使っても大きな差は出ません。
「RSIが30以下で買い、70以上で売り」程度のロジックであれば、どのツールでも動くMQL4コードが出てきます。まずEA開発を試してみたい方は、普段使い慣れているチャットAIをそのまま使えば十分です。
チャット型の弱点
ただし、EAが複雑になってくると限界が見えてきます。
- 生成されたコードを手動でコピペ → ファイル保存する必要がある
- 長いコードが途中で途切れることがある
- 既存コードを修正する時にファイル全体を貼り直す手間がかかる
- 複数ファイルにまたがる作業が苦手
「ちょっと試してみる」には良いですが、修正を繰り返しながら仕上げていく本格的な開発には向いていません。
CLI型(Claude Code):本格開発に圧倒的に有利
Claude Codeはターミナル(コマンドライン)から操作するAIです。チャット型と何が違うかというと、ファイルを直接読み書きできる点が最大の差です。
cd ~/MQL4/Experts/
claude
これだけで起動して、あとは会話するだけ。.mq4 ファイルの生成・修正・デバッグをターミナル上で完結できます。
チャット型との主な違い
| チャット型 | Claude Code(CLI) | |
|---|---|---|
| コードの保存 | 手動コピペ | 直接ファイル生成 |
| 既存コードの修正 | 全文貼り直し | ファイルを読んで修正 |
| 長いコード | 途切れることがある | 長文出力に強い |
| 複数ファイル | 苦手 | プロジェクト全体を把握 |
| エラー修正 | エラー文を貼って相談 | ファイルを読んで自動修正 |
特にデバッグのサイクルが全然違います。チャット型だとエラーが出るたびにエラー文をコピペして貼り直す作業が発生しますが、Claude Codeはファイルを直接参照しながら修正してくれるので、手間が圧倒的に少ないです。
使い分けの結論
最初の1本を試しに作るなら: チャット型(使い慣れたものでOK)
本格的に仕上げるなら: Claude Code
EAは一度作って終わりではなく、バックテストしながら条件を修正して、また試して……という繰り返しになります。その作業量を考えると、ファイル操作まで込みで動いてくれるCLI型の方が最終的に楽です。
ターミナル操作に慣れていない方でも、Claude Codeのコマンドは claude と打つだけなので、思ったより敷居は高くありません。
まとめ
- チャット型はどれも大差なし。まず試すのに最適
- 本格的なEA開発にはCLI型(Claude Code)をおすすめ
- 違いは「ファイルを直接扱えるかどうか」
FX取引にはリスクが伴います。EA(自動売買)の運用は十分な検証の上、自己責任で行ってください。
次のステップ
まずデモで動作確認 → OKなら本番運用、が安全です。
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